青色申告承認申請書について

青色申告には事前の申請が必要です。

 

提出する書類は「青色申告承認申請書」といいます。

 

青色申告承認申請書の入手

国税庁のホームページからダウンロードできるので、これを印刷して使いましょう。
※ダウンロード先:国税庁「所得税の青色申告承認申請手続」について

 

青色申告承認申請書の書き方

個人事業主向けに、書類の書き方をご説明します。

 

青色申告承認申請書の書き方

 

@所轄の税務署名を記入します。

 

A提出する日付を記入します。

 

B納税地を記入します。

※基本的には日本国内に住所があれば、その住所を記入します。
国税庁ホームページより「納税地」についての説明を引用します。

個人事業者の納税地
イ 国内に住所を有する者・・・その住所地
ロ 国内に住所を有せず居所を有する者・・・その居所地
ハ 国内に住所及び居所を有せず事務所等を有する者・・・その事務所等の所在地
(注) 所得税の納税地について、住所及び居所を有する個人事業者が居所地を納税地として選択したり、住所又は居所のほかに事務所等を有する個人事業者が事務所等の所在地を選択した場合には、消費税の納税地もその選択した居所地又は事務所等の所在地となります。

 

C氏名・生年月日・職業を記入して捺印します。また、「屋号」があれば記入します。

 

 

 

青色申告承認申請書の書き方

 

D青色申告を始める年を記入します

提出期限に間に合っていれば、その年から。

 

E名称と所在地

屋号・もしくは氏名を入力し、自宅住所を記入します(自宅が事務所の場合)。
他に事務所や、資産が有る場合はあわせて記入します。

 

F所得の種類「事業所得」に○をします。

その他の所得もある方は、該当するものに○

 

G初めての青色申告承認申請書提出なら「無」を選択

 

H開業日の記入

青色申告したい年度の1月16日以降に開業した場合は、その年月日を記入します。※この日から2カ月以内の申請が必要です。

 

I複式簿記に○

青色申告の65万円控除を受けるには「複式簿記」を選択してください。

 

J「総勘定元帳」と「仕訳帳」に○

複式簿記であれば「総勘定元帳」と「仕訳帳」は必須となります。
その他、必要に応じて○をします。

  • 固定資産台帳:減価償却資産があれば
  • 買掛帳:掛け金があれば
  • 売掛帳:掛け金があれば

 

基本的には「青色申告承認申請書」は一度提出すればずーっと有効です。提出後の確定申告は「青色申告」で行きましょう!

 

青色申告承認申請書の提出先

所轄の税務署に提出します。
※所轄の税務署がわからないとき:国税庁ホームページで所轄の税務署を確認

 

提出方法(郵送)

税務署に持参しても良いのですが、「郵送」でも大丈夫です。

 

提出期限

青色申告書による申告をしようとする年の3月15日まで
(その年の1月16日以後、新たに事業を開始した場合には、事業開始から2ヶ月以内)

 

期限までに税務署に提出する必要があります。
もし提出を忘れてしまった場合は、とりあえず今回の確定申告は「白色申告」として、次回から青色申告としましょう。

 

もし青色申告・複式簿記が難しいと感じるなら
【自動で決算書まで作れる!基本無料の会計ソフト】がおすすめです。