そもそも確定申告って何?何をすること??

確定申告とは

  1. 所得の計算
  2. 税務署への申告
  3. 所得税の支払い

この一連の流れを「確定申告」といいます!
とはいえ、この説明だけだとよくわからないので、ひとつひとつ流れを見ていきましょう。

 

所得の計算

「所得」に応じて支払う税金が『所得税』なので、まずは「所得」をハッキリさせる必要があります。
ここでいう所得とは事業所得、「売上」から「経費」と「控除額」を引いたものです。
事業所得 = 売上 − 経費 − 控除額

 

計算した「事業所得」を元に、所得控除額を計算し、さらに「課税所得」を出します。
この「課税所得」に定められた「税率」をかけると「所得税」が算出されます。

 

この辺の計算が面倒なので、会計ソフトを使います。
会計ソフトに収入や経費をパチパチ入力していくと、自動で計算されます。

 

税務署への申告

確定申告には定められた申告期間があります。2/16〜3/15(土日の場合は翌月曜)の間に決算書を提出します。

 

必要な書類

青色申告の場合は、「青色申告決算書」と「確定申告書」を提出します。
→これらの書類も、会計ソフトに入力が終わると自動で作成されます

 

所得税の支払い

所得税は確定申告後すぐに支払う必要があります。
後日、納付書が届くわけではありません。

 

開業届を出してあれば、所轄の税務署から確定申告期限前に白紙の納付書が届く場合があります。
届いていれば、これに算出した所得税額を記入し、3/15までに支払います。
納付書を税務署に持参して現金で支払っても良いですし、金融機関の窓口で支払いも可能です。
ンビニ払いに対応したバーコード付きの納付書もあります。

 

また、金融機関の口座を指定すれば、口座振替による支払いも可能です。

 

いきなり「売上」に課税されるわけではない!

売上から引く「経費」が大きければ、その分『課税所得』が少なくなり、結果として納める税金が少なくなります。
だからみんな、経費経費というんですね。

 

また、法律で定められた「控除額」も売上から引くので、この「控除」も重要です。
ここを最大限活用するために「青色申告」をして『青色申告特別控除65万円』を適用させます。

 

課税される所得が小さくなれば小さくなるほど「節税」ということです!

 

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